抑うつ病と診断され、会社を休職してから1ヶ月ほどが経ったある日。
私はふと、こんなことを感じました。

俺、何もできねぇな〜
っと。
なんか孤独っていうか、無力感というか・・・。
でも動かなきゃな〜って・・・。
振動数を意識的に上げて動かなきゃな〜って・・・。
不安や焦りもありましたが、そこから少しずつ、今まで見えていなかった“ありがたさ”や“自由さ”、そして“自分にもまだできることがある”という感覚を些細な行動で気づけたんです。
「会社」という枠から外れて見えたもの
休職してから初めて、市内のごみ処理センターに不要家具を持ち込む機会がありました。(いま思うと躁うつ状態で元気に動けた日かと・・・)
行ったことのない場所、ルールも知らない、人とのやり取りも不安…。
でも、終わってみれば
「なんだ、できたじゃん」
という小さな達成感と、スッキリした気持ちが残ったんです。
普段、会社の中にいると「社内で活きる知識・動き」ばかりに価値を感じがち。
けれど、会社を離れてみると、まったく別の知識や行動力が求められ、それがまた新鮮で、とても有意義でした。
休職中に得た気づき(まとめ)
ここで、休職中に私が実感した“5つのこと”をシンプルにまとめてみます。
① 他者への感謝が湧いてくる
関わってくれる人、関わっていない人…みんなが誰かの支えになっている。ありがたいことです。
② 「社外で活きる力」には、ちゃんと価値がある
日常生活の中にも、自分を鍛えてくれる経験があると知りました。
③ 自分には、まだできることがたくさんある
「何もできない」と思っていたけど、やってみれば意外とできる。むしろ、今こそ伸びしろかも?
④ 他人は、自分が思っている以上に親切だった
不安でいっぱいだったけど、案外みんな丁寧に教えてくれる。ひとりじゃなかったんです。
⑤ 自分で決めて動くことには、想像以上のスッキリ感がある
指示待ちじゃない、自発的な行動ってこんなにも気持ちがいいんだと再確認。
最後に:焦らず、でも止まらず
この経験を通じて、私は「今いる場所」や「今できること」の中に、自分らしさを見出していこうと思えました。
もしあなたも、ちょっと疲れたなと感じているのなら──
焦らず、でも止まらず、自分の小さな一歩に目を向けてみてください。
それはきっと、あなた自身の「回復」の始まりになります。
そんじゃ またね!