デスクの上は、何度片付けても散らかる。
片付け下手の私だから尚更。
充電ケーブル、ヘッドホン、ペン、ガジェット類。
ひとつひとつは大した大きさではない。
それなのに、気がつけば机の上を占領している。
「だったら引き出しにしまえばいい」
話は簡単なのだが、頻繁に使うものほど、しまうと今度は取り出すのが面倒になる。
片付けたい。
でも、しまいたくない。
考えてみると、私が欲しかったのは「収納」そのものではなかったみたい。
片付いているのに、すぐ使える状態。
そこで購入してみたのが、デスクに取り付けるタイプのペグボード。
正直、この記事を書くつもりで購入したわけではないです。
ただただ片付けたかっただけ。
なので設置前の写真を撮ってない。
まさかペグボードひとつで、記事にしようと思うほどデスク周りの使い勝手が変わるとは思っていなかったからね。
ペグボードとは?
ペグボードとは、等間隔に穴が開けられたボードに、フックや棚などを取り付けて使う収納用品のこと。
「有孔ボード」「パンチングボード」と呼ばれることもある。
普通の棚や引き出しと大きく違うのは、
自分が使いやすい場所に、使いたい収納を作れること。
フックを増やしたり、棚を移動したり、収納するものが変われば配置も変えられる。
完成された収納家具というより、「収納場所を自分で作っていくための土台」と考えた方が近い。
私が購入したのはPEGZONEのデスクサイド型
今回購入したのは「PEGZONE ペグボード デスクサイド収納ラック」
選んだのはブラックのMサイズ。
ボードサイズは42×32cmで、スチール製。
机にクランプで固定するタイプなので、壁に穴を開ける必要なし。
付属品として、
・ペンホルダー×2
・収納棚×1
・ヘッドホンフック×1
・フック×3
・マグネットピン×3
が用意されています。
そのため、少なくとも私の場合は「ペグボードを買ったものの、何を付ければいいんだ?」とはならず、届いた状態からある程度の収納を作ることができました。
【組み立てたというほどの作業はなし。届いてすぐ使えました。机に設置するだけなので5分〜10分ほど。説明書はあるけど不要レベルの分かりやすさでした】
ちなみにメーカー公称の耐荷重は約10kg。
とはいえ、私は重量物を大量に掛けるというより、デスク周辺の小物を逃がすための収納として使っています。
良かったのは「収納が増えたこと」ではなかった
実際に使ってみて、一番良かったところ。
それは収納量が増えたことではないです。
机の上に置いていたものを、机の外へ逃がせたこと。
デスクには面積の限界がある。
そこへ収納ケースを置けば、確かに片付く。
でも収納ケースそのものが机の面積を使う。
ペグボードなら、これまでほとんど使っていなかった縦方向の空間を収納に変えられる。
これが思っていた以上に便利だった。

もともと綺麗な卓上ではないですが、乱雑に置かれていた小物類がペグボードのおかげでスッキリしました✨
これまで机の上や周辺に置いていた小物を、ペグボード側へ移動させる。
すると当然ながら、机の上には「何もない場所」が増える。
この何もない場所が、実際に使ってみるとかなり気持ちいい。
「見える収納」だから、しまっても面倒にならない
私は頻繁に使うものを引き出しへしまうのが、あまり好きじゃない。
理由は単純。
取り出すのが面倒だから。
その結果、
「あとで使うから」
と机の上に置いてしまう。
そして、その「あとで」が何個も積み重なって散らかっていく。
ペグボードの場合は違う。
掛ける。
取る。
基本的にはこれだけ。
しかも目に見えるところにあるので、「どこにしまったっけ?」も起こりにくい。
収納しているのに、収納していないような感覚があります。
これは引き出し収納とはかなり違う。
モノの「住所」が決まった
ペグボードを使っていて、もうひとつ気づいたことがある。
机が散らかる原因は、モノが多いからだけではなかった。
戻す場所が決まっていなかったからだ。
イヤホンはここ。
ケーブルはここ。
ペンはここ。

場所が決まってしまえば、使い終わったあとに戻すだけになる。
これは地味だけれど、結構大きな変化でした。
「片付ける」という作業を毎回考えなくていい。
ただ元の場所へ戻せばいい。
つまり、モノそれぞれに住所ができた。
クランプ式を選んで良かった
ペグボードには、壁へ固定するタイプや自立式など、いくつか種類がある。
今回私が選んだPEGZONEはクランプ式。
これも購入して良かったポイント。
机を挟み込むように固定するだけなので、壁に穴を開ける必要なし。
また、商品仕様上は縦置き・横置きの両方に対応しているため、デスク環境に合わせて配置を変えられる。

賃貸住宅だったり、壁に穴を開けたくなかったりする人には、こうしたクランプ式はかなり扱いやすいと思う。
ただし、対応できるデスクの厚さなどには条件があるので、購入前に必ず自分のデスクを測っておいた方がいいです。
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もちろん、気になるところもある
便利だからといって、もちろん万能じゃないです。
まずペグボードは「見える収納」なので、何でも掛ければいいってわけではないです。
掛けすぎれば、今度はペグボードそのものがゴチャゴチャする。
使いながら分かったこととして、
収納スペースが空いていると、つい埋めたくなる。
でも、それをやり始めると本末転倒。
私は、
「掛けられるだけ掛ける」のではなく、「よく使うものだけを掛ける」
くらいがちょうどいいと思っている。
【欲を言うと、私には少しサイズが小さかった。もう少し大きいサイズのボードを購入すれば良かったかなと】
PEGZONEのペグボードは、こんな人に向いている
実際に使ってみて、この製品が向いているのは、
・デスクの上に小物が散らかりやすい
・イヤホンやケーブルなどを頻繁に使う
・引き出しにしまうと取り出すのが面倒 ← 私にはココが重要!
・壁に穴を開けたくない
・収納する物に合わせて配置を変えたい
・デスクの作業スペースを少しでも広くしたい
こんな人だと思う。
反対に、物を完全に見えない状態にしたい人には、ペグボードより引き出しや収納ボックスの方が向いている。
ペグボードは「隠す収納」ではなく、
使うものを、邪魔にならない場所へ移動させる収納です。
片付けるのではなく、「戻す場所」を作る
今回ペグボードを使ってみて感じたのは、
収納用品を増やせば部屋が片付くわけではない、ということでした。
必要なのは、
「これはどこへ戻すのか」
を決めることなのかもしれないですね。
収納ケースを買っても、その中がゴチャゴチャなら結局探すことになる。
大きな棚を買っても、置き場所が決まっていなければ、いつか散らかる。
ペグボードは、そんなモノたちに小さな住所を作ってくれました。
ヘッドホンはここ。
ケーブルはここ。
使ったら戻す。
それだけ。
そして不思議なもので、机の上からモノが減ると、作業を始めるときの気分まで少し軽くなる。
たかがペグボード。
ただ穴の開いた板とも言える。
でも私に必要だったのは、新しい収納家具ではなく、
「片付けなくても、自然と元に戻る場所」だったのかもしれない。